初めまして。あどーかるです。
私は、広告会社に10年以上勤めています。
現在、広告に携わる方で、YouTube広告を無視することはできない媒体となっています。
まず、YouTube広告を掲載するためには、YouTubeチャンネルへ広告として扱う動画をアップロードしなければなりません
自社や自分自身のチャンネルで扱うチャンネルであれば問題ありませんが、クライアントのチャンネルへ動画をアップロードする際は、クライアントのYouTubeチャンネルの権限を付与してもらう必要があります。
そんな時に備えてチャンネル権限付与について、記事にしました。
この記事は、YouTubeチャンネルを運用する方や、クライアントのアカウントで動画をアップロードしたいという方向けの記事となります。
早速だが、YouTubeチャンネルに動画をアップロードするには、「アカウントのログイン情報を教えてもらうだけでいいのでは?」という考えている方もいるのではないでしょうか
しかし、Googleでは、以下の様に記載があります。
Google アカウントは、1 人のユーザーによる使用が目的とされています。
参照:ユーザー間でアカウントを共有しない
そもそも複数人で利用することは推奨されていないことが分かる。
複数人で使用していると、ログイン時の本人確認を行えない場合には、アカウントが一時的にロックされる可能性もある。
また、パスワードを教えることは、情報流用にもつながる恐れもありますので、必ず権限付与を行いましょう。
権限付与を行うことでリスク回避にもなり、安全なチャンネル運用につながります。
YouTubeチャンネル権限付与の流れ
まずは、YouTubeチャンネル権限付与の手順を確認しよう。
- 権限を付与するYouTube Studioへアクセス
- メニューの設定を選択
- 権限の招待をクリック
- メールアドレス入力とアクセス権を選択
- 完了・保存
すこし面倒に見えますが、作業自体は簡単です。流れに沿って説明していきます。
権限を付与するYouTube Studioへアクセス
まずは、権限を付与したいYouTubeチャンネルのYouTube Studioへアクセス
メニューの設定を選択
画面左側のメニューから設定を選択
権限の招待をクリック
表示された画面左にある権限を選択後、招待をクリック
メールアドレス入力とアクセス権を選択
権限付与したい人のメールアドレスを入力。
アクセス権は5種類あります。
アクセス権 | 内容 |
---|---|
管理者 | 全コンテンツの表示、権限の管理、ライブ配信、コンテンツの作成、編集、削除ができます。 |
編集者 | 全コンテンツの表示、ライブ配信、コンテンツの作成と編集ができます。権限の管理、コンテンツの削除はできません。 |
編集者(制限付き) | 編集者と同じ権限ですが、収益データは表示できません。 |
字幕編集者 | 字幕を追加、編集、削除できます。他の内容は閲覧できません。 |
閲覧者 | すべてを表示できます。作成、編集、削除といった操作はできません。 |
閲覧者(制限付き) | 閲覧者と同じ権限ですが、収益データは表示できません。 |
今回は広告として動画をアップロードする必要があったため「編集者(制限付き)」を選択しました。用途に合わせてお選びください
完了・保存
メールアドレスとアクセス権に問題がなければ、完了と保存をクリックしてください。
その後、本人確認を求められますので、画面に従って作業してください。
問題なければ、入力したメールアドレスに「YouTubeチャンネルへのご招待メール」が届き、招待を承認すれば完了です。
これで、権限に応じてチャンネルでの動画投稿などの編集が可能となります。
まとめ:5つの手順で権限付与が可能
今回は、お客様のYouTube広告を掲載するにあたり作業を行いました。
権限付与の仕方ってどうやるの?と思う方も意外といるかと思います。
お客様自身で動画を投稿してもらうと、動画の概要欄がちゃんとできていないということもあります。制作を行った企業が、そこもフォローしてあげればより良い動画コンテンツになると思います。
参考に見て頂いた方はありがとうございました。
筆者はweb広告掲載のために、YouTube権限が必要でした。この記事をご覧になった方でもweb広告を学びたいという方は、参考の書籍を紹介しておきます。
基礎を知る上での書籍となります。現在は情報が新しくなっている可能性もありますので、ご注意ください。
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